花を描くとき、私は基本的に実物を見ながら、感じながら描くようにしています。
でもそうもいかないときもあります。

昨年の5月ころだったか、用事があり電車の時間も迫っていたので早足に駅へ向かっていたら、大通り沿いに気になるいい雰囲気のバラが咲いていました。
ちょっといい感じ、スケッチしたいなぁ、いや時間がない、いや少しだけ‥‥
結局、スマホで撮影だけして通り過ぎました。
それからしばらくして、スマホのカメラロールをざぁーざぁーと見ていたら、やっぱりこの画像に惹かれました。
写真から描くことはほとんどないのですが、ちょっとやってみようかなと思い、ならばアクリル絵具に挑戦してみたくなり描いていました。

透明感を出すために、グロスポリマーメディウムを薄くかけたり、水でぼかしたり、途中なかなか思うようにいかず悪戦苦闘したのですが、何とかあきらめずに描き上げたら、好きな絵に仕上がりました❣️
ちなみにアクリル絵具というのは、色の元となる顔料とアクリル樹脂を練り合わせて出来ています。
アクリル樹脂はプラスチックの一種ですので絵具も独特のツヤがあります。ツヤと言うと聞こえがいいですが、チューブを絞るとプラスチックを見ているような、ちょっと薄っぺらい印象も感じます。
天然の樹脂や膠と顔料を混ぜた油絵具や日本画の絵具と違い、アクリル絵具は石油化学の発達が生み出した絵具とも言えます。
でも、気軽に水で描けますし、様々なメディウムを使うことにより、時には油絵具のような深みも表現できて、透明水彩のような美しいはかなさも表現できます。
おすすめの画材です🎨