今日も昨日も、ふわりふわりと京都は雪が舞っています。
先週はごらんのとおりの雪景色でした。

ビオラを植えているアトリエの大きな鉢は、まるでアイスクリームみたいになりました。

雪が降ると、私は雪景色を描きたくなり、うずうずして来ます。
東京に住んでいたころ、群馬県の沼田という雪深いところに冬は描きに通いました。
この京都では、バスに乗って雪景色を描きに行けます。とても贅沢なことです。
そう思うと嬉しくて嬉しくて、寒さは二の次、と言いつつ、現場ではとにかく寒い!冷たい!素手で描くから手はかじかむのですが、数時間の我慢です。
ともあれ、急いでスケッチ用具を準備し担いで、雪舞う中を傘さしながら凍てつきながら描きました。
雪で濡れ濡れになったものの、そのスケッチを元に、80号の油彩で描き出しています。

上の画像は画面全体ではなくトリミングしたものです。全景は遠くの空も入り、木々にも雪を積もらせるつもりです。
最初は、下塗り地塗りをかねた描き出しなので、まだまだこれから構図も形も色も変わっていきます。
どんどん進めようと思っていたら、花屋さんで美しい薔薇を見つけてしまいました。
十分に美しいのに、束で思いっきり値下げしています。
でも、いま薔薇を描き出すと、雪景色の油彩が中断してしまう、どうしようかと迷い、買わずに帰ろうとしたのですが、いや、花がやっぱり呼んでいると思い、引き返して買ってきました。
以前は、「花の画家ですね」なんて言われたこともあるほど、花ばかり描いていたのですが、京都に移り住んでからは、日常が変わり、なかなか描く機会がありませんでした。
久しぶりに薔薇を描きたい衝動が湧いてきました。
後々、少し大きめのキャンバスで描くためのスケッチとして、ガッシュ(不透明水彩)で一気に描きました。

逆光の窓辺の花、この感じを以前からいつか描きたいなぁと思っていました。
上のスケッチは作品ではなく、油彩のためのエスキース、構想画みたいなものです。
今年からまた、花の絵を再開しよう、と思います。