
油彩のホワイトには大きく分けると三色あります。シルバーホワイト、ジンクホワイト、チタニュームホワイトです。この他にもさらに種類がありますが、きっと大体の作家はこの三色を自分の表現に合わせて使い分けているはずです。
という私はというと、この頃は、シルバーホワイトとチタニュームホワイトを7対3の割合で使用し、そこに、アルキド樹脂を混ぜ、とろ~りとさせてから使っています。チョコレートのテンパリングのような作業です。このとろり具合が、有彩色と混色したときに発色がよくて、画面の絵具がのりやすい、置きやすいきれいだと感じています。
ただ、アルキド樹脂はお値段もそう安くないので、タブロー(本画)制作の時だけの特別コースです。エスキースなどの下絵や何枚も描くときには手頃なパーマネントホワイトを使います。
こういうことは、こだわりですが、それも制作作業の一部で大事かなと思います。